IT業界で働くフリーランスは、自由な働き方ができるというイメージが強いのではないでしょうか。働く場所や時間を自分で選び、ストレスが少ない環境で、のびのびと仕事ができる、といったイメージがあるでしょう。
確かにそれも間違いではありませんが、実際にフリーランスとして働き始めた人にしか分からない、ギャップや苦労があるようです。これからフリーランスになることを考えている方は、そうしたギャップや苦労につても理解しておきましょう。
まずフリーランスは、自己管理が想像以上に難しいです。仕事とは、クライアントがいるということです。必然的に、納期や報告しなければいけない案件もあります。いくら技術が優れているフリーランスでも、その責任を守れない様では意味がありません。信頼を損ね、今後仕事を任せてもらえない可能性があります。
それを防ぐためにも、フリーランスには自己管理能力が必須になります。しかし、比較的自由な環境のフリーランスは、なかなかスケジュール通り進めることができず、質の低い制作物を納品することになってしまうケースもあるようです。
この場合の対応策は何かというと、まず、スマートフォンなど誘惑が多い物を、作業スペースに置かないことです。パソコンへのメールも、届くと気をとられてしまう人は、通知をオフにするなどして、すぐに見れない様にしておくと良いでしょう。「こんな簡単なこと」と思わず、物理的に見ない、気付かない様に環境を整えることが、意外と効果があるようです。
また、人間には元々やる気、というのは存在しないと言われています。そのため、とりあえず作業を始める、面倒に感じても手を止めず続ける、そして集中していくという様に、自分で集中できるサイクルを作っていくことが大切でしょう。
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